福山黒酢(松兵衛酢)の誕生‐黒酢の竹之下松兵衛‐

黒酢の歴史の新情報 福山黒酢の誕生と竹之下松兵衛 ‐竹之下醸造、松兵衛酢‐

黒酢の誕生の歴史

 黒酢の誕生は、約200年前に麹屋を営む竹之下松兵衛が福山の気候風土を活かして完成させた薩摩の特産品であります。松兵衛の家は、士成商人、武家の家でもあり、当時の薩摩は、日本全体が5%が武士の数に対して20%以上、つまり4人に一人が武士であり、農家や商家を営んでいても武士である家が多かった。現在、福山には、黒酢の会社がありますが、こうした歴史を知る方は少ない。

 竹之下松兵衛の歴史をまとめた物語と絵本が神野幸太郎先生により現在に蘇りました。竹之下家の子孫のご指導の元に竹之下家にある松兵衛の貴重な資料をご紹介し、行商に使った壷や松兵衛が考え出したアマン壷など本邦初公開の書籍が発売したました。天保の改革と竹之下松兵衛は、密接な関係にあります。福山には、多くの米蔵があり、家老の調所広郷は、福山の米を管理しておりました。さらにご禁制の寒天製造のために松兵衛と協力をし合い財政改革をしました。当時の福山港の前が竹之下松兵衛の屋敷があり、大きな蔵も存在していることを考えると、松兵衛の黒酢は、薩摩藩に大きな影響をあたえました。当時は、黒酢ではなく松兵衛酢と呼ばれ、親しまれていました。こうした歴史の事実を楽しく学ぶことができる本が完成しました。史実に基づき描いた絵本と小説であります。

本物の資料と子孫の方のご指導を元に描いたこと、何より、本邦初公開の資料が竹之下松兵衛が黒酢を誕生させたということを証明しています。

大ボリュームの絵と分かりやすい文章!オリジナル子守唄もついています。

子どもたちに松兵衛の情熱と感動が伝わる絵本発売決定!!

お問い合わせ 鹿児島書籍 ℡ 099-223-8401

絵本『黒酢誕生物語 松兵衛とアマン』 作画・構成 神野幸太郎

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そして小説『黒酢誕生物語‐竹之下松兵衛、情熱のアマン‐』著者 神野幸太郎

黒酢の発明者、竹之下松兵衛を世界ではじめて描いた原作小説であります。

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